見積もりをとる

見積をとる段階です。

この「見積依頼」というのも日本では電話やファックスで簡単に行いますが、慎重に進める必要があります。
初めての方は、契約書の一部はもう始まっているというくらいの緊張感で進めてほしいと思います。
取引が数十回または十年以上ある取引先ならメールや電話でも大丈夫ですが、初めての取引先、初めてのアイテム・案件は慎重に行っていきます。

・材料は何か?
・入数は?
・納期は?
・図面・公差は?

このような基本的な条件から、熱処理の硬度はどれくらい、メッキは何ミクロン、インコタームズ、パレットの積み方、ラベルはどうはるか、のような細部まで全て記載して依頼します。 というのも、後で条件を足していくとコストが変わってくるのでお互いが時間の無駄だからです。
詳しくは仕様書や不良条件のページでも説明します。

注意点:
・見積書は必ず原本をもらう。先方会社の印鑑もしくはサインがあれば完璧。電話やテキストでの見積では「うっかり値段を間違えた」と悪びれもなく言ってくることがありますが、書面でもらうとそのけん制にもなります。
・電話やスカイプチャットなどよりもより正式な証拠が残るメールでもらう。
・インコタームズ(FOB,CIFなど)や納期、有効期限などが書いているかを確認すること。

僕たちの会社で実際に使用している仕入れ先への見積フォーマットをここにシェアしておきます。
英語で金属製品なので、どれが何を指しているかわかりにくいかもしれませんが、お役立てください。

以下をクリックしてPDFをダウンロードして下さい
見積フォーマット

 

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