航空便で輸入する際の注意事項

最近、何名かのお客様に『個人で海外から少量の商品を購入する際にもインボイスが必要なのか』とお問い合わせ頂くことがあります。
今回はそれについてお答え致しますね!★

インターネットを通じて、世界中で商品を購入できる世の中になりました。
普段からネットショッピングをされている方はイメージが付きやすいかもしれませんが、購入した貨物が少量で軽い場合、船に乗せて日本に送るより、航空便の方が安くて手間もかかりません。

郵便局などで皆さんが、箱に入れて荷物を送る感覚です。

ただし、基本的には海外から発送する際にインボイスの添付が必要です。
運送会社によって規定は違い、インボイスなしでも届く場合もあるようですが、日本に貨物が到着した際に、税関が貨物を検査し、
明らか商品が1万円以上のものだったり、商品の材質などがおかしい場合はインボイスを照らし合わせての確認が必要です。

税関にインボイス提示を求められた際に、手元にインボイスがなければ、貨物はストップしてしまい、最終配送先に届かなくなります。最悪の場合、貨物は没収、廃棄になってしまうこともあるようです。

よってインボイスが必要です。
(一般的に日付、仕入れメーカー名、単価、数量、合計金額も載っているので、商品を購入する際の大事な明細にもなります)

また、商品の課税価格が1万円以下の物に対しては、関税・消費税は発生しませんが(お酒、タバコ、革製のものなど、その他一部の商品は例外です)、脱税のため、中にはインボイスを偽装したり、インボイスを発行せずに商品を送ってくる現地メーカーも少なくありません。

購入前に必ず、インボイスの入手が可能か、正しい価格のインボイスが送られてくるか、確認をしてから商品を購入されることをオススメします。

また航空便の場合、貨物の追跡番号と、運送会社の名前を購入先のメーカーから聞いておくと、今商品がどこにあるのか、いつ頃届くのか、無事に発送されたかなどが明確になりますので、安心です。

日本では当たり前のことが海外では出来ないのが普通だったりもするので、事前に確認をしてから購入すると後からトラブルにならなくて済みますね!★

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