こんにちはー!!!
ネジコの新人貿易女子 久保田です!!!(。・_・。)
早いもので新年が始まって早20日が過ぎました。あっという間に2月もやってきますね、めちゃくちゃ早いなと感じてます。
良いように言うと『忙しくて充実している』のかもしれませんが、時間はお金では買えないので、日々大切にしたいなと・・・ここ最近改めて思います。(;´Д`)
新年早々、私の中で小さな新しい体験をしました。
それは『貨物の積み戻し』です。
通関の話になってくるのですが、簡単にいうと、
輸入した商品に欠陥が出てしまい、再度現地の輸出者に送り返すということです。
(輸入時に支払った関税・消費税も還付されます)
いつもは基本的に輸入をしているので輸出の段取りをするのは、貨物の流れが反対になるので、新鮮でした。
現地のメーカーが段取りしてくれたフォワーダーさんと連絡を取り合い、
都合のいい日にコンテナを弊社の貨物がある倉庫に来て頂き、
VANNING(コンテナに貨物を詰める作業)をするという流れでした。
私が事前に積み戻しのために用意した書類は、以下の4点で、
・輸入時のインボイス
・輸入許可書
・積戻し貨物のインボイス・パッキングリスト
・バンニングサート(船の名前、番号、積み地、揚げ地、貨物の積載などを記載したもの)
それに加えて、ドライバーさんが持ってきた搬入票とVANNING時に写真を撮影し、後ほどフォワーダーさんに提出しました。
写真は何パターンか撮る必要がありました。
・空っぽの状態でのコンテナの写真
・VANNING時の写真2~3枚
・コンテナの扉に記載されている VANナンバー(アルファベット4文字、数字7桁のもの)が見えるような写真 (例:NYKU1234567 )
・コンテナを閉めたときの写真
・シール(コンテナの鍵のようなもの)をした状態のコンテナ写真
写真を撮る理由は幾つかあると思います。例えば、私が現地(台湾)にコンテナで商品を送り返した際にいざ、台湾でコンテナから貨物を出してみると、
『コンテナに穴が空いている・・・!!!』
とか、『汚れてコンテナの床が砂だらけ!コンテナを貴社負担で洗ってほしい!!』と
船社に弁償や水洗い代を請求された際に、VANNING前のコンテナの状態が写っている写真が証拠となるのです。
その他にも長い船旅の後に、港についた貨物を開けてみると貨物が失くなっていたり、破損していた際にいつのタイミングで(日本でなのか、現地でなのか)こうなったのかという大切な手がかりになると思います。
逆にパッキングリストに記載されていないものが積まれていないかという確認にもなります。(奥の貨物は写真では見にくいですが・・)
VANNING後の貨物のパレット数を確認している先輩。。。(゚∀゚)
ちゃんと21パレット詰めれたようです!!
あとは、フォワーダーさんに輸出通関をしてもらい、輸出許可があがったら
船に乗って台湾に行くだけです(*_*)☆
なかなか物の流れなどはイメージつきにくいですが、貨物を詰めているところや、輸入であれば貨物をデバン(コンテナから貨物を出すこと)作業を実際見ると少しだけイメージがつくかと思います^^
すこし長くなりましたが、新米貿易女子の成長日記でした~☆(*_*)