Trade ~貿易情報~

貿易トラブル~旧正月編その2~

皆様こんばんは!!!

新米貿易女子の優梨です。(゚∀゚)!

まだまだ寒いですね。私は週末滋賀県へ行って来ました。

大きな山に雪の白いカーテンがかかってて・・・電車の窓から贅沢な絶景を見ることが出来、感動しました☆

なんだか、この穏やかな風景・・・カナダへの留学時代に帰った気がしました^^

人間並みの大きな雪だるまを作ったり、雪景色の写真を撮ったり、満喫しましたが、

除雪を普段されている方は相当大変だな。。。と感じました^^;

中国・台湾などは旧正月が明け、徐々に正月気分から

仕事モードへ戻っている会社が多いかと思います。現地メーカーの正月休みが終わり、正直とてもホッとしています笑^^;

実は先月の中旬に、大至急で質問の回答が欲しいと通関業者さんから連絡をいただきました。

新商品で実績がなかったため税関検査になった貨物が1つ、これから輸入申告にかかるが、これまた新商品で十分な情報が無いため申告前に情報が必要だった商品が1つ(しかし申告日は翌日なので急ぎ)。

メーカーの担当者が少し早い正月休みをとっていたので、質問が出来ず大ピンチになりました。

質問の内容は2点・・

①商品に原産地(例:Made in Chinaなど)を記載しているタグやロゴがついているのか?(申告前の確認)

②ある商品に付属している別の商品が税関検査になった際に改品すると実際付いていなかった。(税関検査での問題)

どちらも質問の回答のタイムリミットは約2時間・・・

とくに②は税関が閉まる時間になったら検査は翌日に持ち越しになるので、顧客への納期が遅れてしまうのと、検査費用・トラック費用が倍になってしまいます。何としてでもその日のリミット時間内にメーカーに確かめなければなりません。

①も場合によっては申告する日にちがズレてしまうので、納期がズレてしまう可能性だってあります。

実はこちらの商品は輸入代行の商品になり、まだメーカーと知り合って間もないところでした。いつも決まった担当者としか連絡をとったことがなかったのですが、いつもレスポンスの速い担当者からの連絡が一向に来なくなったのでメーカーの会社に直接電話してみると、担当者は旧正月前にハネムーン休みに入ったとのこと。。!

特に検査になるまではうまくいっており、商品も無事日本に到着したのでメーカーの担当者も安心して休みに入っていたよう。

大至急で別の現地スタッフに状況を説明して①、②の回答を調べてもらいました。

後5~10分ほどで税関も閉まってしまうとなった時にメーカーからの返答が!!

私が発注した履歴を確認し、商品内容を調べてくれた上に、休暇をとっている担当スタッフにも連絡してくれたようで、的確な回答を返答してくれました。

せっかくのハネムーンなのに本当に申し訳ない気持ちでしたが、

『いつでも連絡してね』と、とても気持ち良い対応をしてくれました。

逆にメーカーが困っているときは助け合いたいですね。

なんとかどちらも当日に解決し、納期に間に合いました。

これは前回私がお伝えした貿易トラブル~旧正月編~

トラブル内容に紐付いてくるのですが、

旧正月に関わらず、特によく連絡をとったり、近々商品を輸出入する予定があるメーカーの担当者の休みはしっかり把握しておいたほうがいいです。逆にこちら側もしっかり共有しておかなければいけないですね。

私も今回のことで大いに実感し学びました^^;

ではまた♫

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