関税を調べる

今更?っていう感じはしますが、関税の話です。
関税は結構難しいんです。
同じものでも捉え方によって変わってくるからです。
例えば、同じ機械でもこれをPCパーツとみなすか鉄の部品とみなすかで変わってきます。

うちの会社のメインはネジなどの金属製品ですが、台湾からは2.8%の関税がつきます。例えば500万円仕入れると14万円が関税としてかかります。

当然ですが、輸出はまだしも、輸入の際は関税を必ず調べるようにしてください。
関税の調べ方。
参考サイト:財務省貿易統計

100万円で商品を仕入れて、150万円で売ろうと計算していたら、関税が20%かかって利益がなくなった、ということも起こりえるので。
工業製品の場合は5%以下のことが多いです。

下記は財務省の関税のサイトです。
参考サイト:輸入統計品目表
HSコードと呼ばれる税番を基に税率が決まります。
国との貿易条件によって税率は変わってきますが軽天ビスでいいますと(税番:7318.14)台湾と中国はWTO加盟していますので2.8%かかります。
参考サイト:輸入統計品目表(実行関税率表)実行関税率表(2015年1月15日版)

事前教示制度で想定される関税を事前に調べることも可能です。
参考サイト:輸出入通関手続きの便利な制度

関税を事前に調べることもできます。以下からダウンロードしてください。
関税 事前教示マニュアル

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