海外貿易・輸入・輸出のやり方を大阪の貿易会社が情報紹介します。

関税を調べる

 今更?っていう感じはしますが、関税の話です。
関税は結構難しいんです。
同じものでも捉え方によって変わってくるからです。
例えば、同じ機械でもこれをPCパーツとみなすか鉄の部品とみなすかで変わってきます。

 うちの会社のメインはネジなどの金属製品ですが、台湾からは2.8%の関税がつきます。例えば500万円仕入れると14万円が関税としてかかります。
さらにこの14万円に消費税も、2015年現在では8%ですので、かかるのです。
ただし中国からの輸入は、「原産地証明書」という証明書をメーカーから送ってもらえれば関税はかかりません。
「原産地証明書」とは、これは「この場所で製造しましたよ」、という証明書のことです。
この証明書は普通にもらえます。ただしメーカーさんが通関までに発行するのを忘れたり、何らかの事情でもらえなかった場合は関税がかかってしまいます。
原産地証明書は「Certificate of Origin」とか「Form A(フォームエー)」とか呼ばれたりします。
これも見積もりの際に聞いておいてください。「原産地証明もらえますよね?」と。発注書に書くと完璧ですね。「原産地証明書送付のこと」と。
もしですが、この会社がロシアや香港から輸入し、自社で作ったように見せかけているとこれは発行できません。だからそれを防ぐためにも事前に聞いておきましょう。
当然ですが、輸出はまだしも、輸入の際は関税を必ず調べるようにしてください。
関税の調べ方。
参考サイト:財務省貿易統計

 100万円で商品を仕入れて、150万円で売ろうと計算していたら、関税が20%かかって利益がなくなった、ということも起こりえるので。
工業製品の場合は5%以下のことが多いです。

 下記は財務省の関税のサイトです。
参考サイト:輸入統計品目表
HSコードと呼ばれる税番を基に税率が決まります。
国との貿易条件によって税率は変わってきますが軽天ビスでいいますと(税番:7318.14)台湾はWTO加盟していますので2.8%、中国は原産地証明使用可能ですので特恵GSPが適用され無税となります。
参考サイト:輸入統計品目表(実行関税率表)実行関税率表(2015年1月15日版)

 事前教示制度で想定される関税を事前に調べることも可能です。
参考サイト:輸出入通関手続きの便利な制度

関税を事前に調べることもできます。以下からダウンロードしてください。
関税 事前教示マニュアル
 

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