海外貿易・輸入・輸出のやり方を大阪の貿易会社が情報紹介します。

為替予約をする

 海外の取引に際し、どうしてもネックになるのが「為替レート」
現在主要通貨は「変動相場制」、そのためほぼ24時間レートは変動しています。
「先月見積もりとった時点では1ドル115円だったのに、支払おうとしたら120円になってる!」
なんてこともあり得ます。

 こういった為替リスクを回避するための方法を、いくつか紹介します。
保有している日本円からUSDを買って支払をする場合:

①あらかじめ両替をして、外貨(USDなど)で資産を持っておく

 外貨両替業者を利用すれば、銀行での送金時の両替より、手数料を削減できることがあります。
但し、はやい段階で資金を確保して外貨に変えておく必要があるため、
キャッシュフローに余裕がないと難しいです。
参考サイト:MoneyPartners FXから、両替をもっと身近に

②FXなどを利用し、外貨を保有しておく

 FXなどを利用すれば、レバレッジを使ってより少ない元本で資金を確保できます。
ただし、市場変動のリスクを受けるので、「必ず円安になる!」と分かっていればいいですが、
逆に円高に向かえば損をすることになり、リスクが大きいです。

③銀行と事前契約をし、「外国為替先物予約」をする

 銀行との契約が可能であれば、一番のおすすめはこの「外国為替先物予約」(以下、「為替予約」)です。
以下、この「為替予約」について詳しく説明しますね。

【為替予約】

1:「為替予約」ってなに?

 「〇〇までに1ドル△△円のレートで□□ドル分両替します」と約束(=予約)する取引です。

<メリット>
*「両替をします」と予約をした時点では現金が発生せず、
期間内(通常1年以内)に実際に両替をするときはじめて、資金が必要になります。
*「このレートを抑えたい!」と思った時に、ほぼリアルタイムでそのレートを予約できます。
(依頼後の手続に時間がかかるので、10分程度の誤差は発生します)
*あらかじめ「予約可能枠」を設定し、その枠内であれば何度も予約が可能です。
また実際に両替をして予約枠が空けば、空いた枠分をまたすぐに使うことができます。

<デメリット>
*銀行がこの約束に従って市場で為替を抑えてくれるので、一旦予約をするとキャンセルはできません。
*銀行が先に為替を抑えてくれる=銀行の資金を借りているような状態なので、融資の一種とみなされ与信取引となります。
そのため一定額(予約可能枠の25%前後など)の根保証契約が必要で、会社の代表者等がその保証人となります。

2:「為替予約」ができるか、まずは確認しよう

 多くの銀行は、期間1年間の「外国為替先物予約」を取り扱っています。
信用金庫等では、3ヶ月や半年などもっと短い期間でしか扱えないこともあるので、まずは取引先金融機関に確認をしましょう。
為替予約をできるようであれば、契約までに決めておかなければいけないことがあります。

3:為替予約の枠、手数料を確認しよう

 為替予約そのものに手数料はかかりません。

 

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