海外貿易・輸入・輸出のやり方を大阪の貿易会社が情報紹介します。

輸入時に必要な書類

輸入の時に必要な書類は主に4つ。

1.INV   請求書です。 これに金額が書いてありますのでこの金額を基に税関で輸入消費税や関税が計算されます。
2.PL   梱包明細です。
3.BL   貨物引き取り書類です。これが無いと貨物が日本の港に入ってきていても引き取れません。
4.AN   アライバルノーティスと言われるもので1つ目の役割は貨物到着案内、2つ目の役割は日本側で発生する港諸費用の明細です。

 これらを通関業者さんに提出して税関から輸入許可が下りて初めて輸入許可がおります。
輸入の流れは本やネットでも載っていますがかなり複雑と思われますので私達が実務で必要となる業務の流れだけを下図に示しておきます。

 輸入時の書類の流れ

輸入業務画像

①現地船社: 船積みが終わった後にBLを発行。
②現地通関業者: 船社から発行されたBLをSPLに転送します。
③SPL: INV,PL.BLをネジコに転送。
④株式会社ネジコ(弊社): SPLからINV,PL,BLを入手してINV,PL,BLは通関業者に転送。またBLはAN発行のため船社代理店に転送します。入港日がわかったら入庫日の枠を取り通関貿易会社に連絡します。
⑤船社代理店はBLの船情報を見てANを発行します。
⑥日本側通関業者: ネジコからINV,PL,BLをもらって輸入申告書を作成します。船社代理店からはANをもらいます。このANには日本側で発生する港作業料などが書いてあり通関貿易会社がこの支払いをして初めて貨物が引き取り可能となります。
⑦税関申告するタイミングは船が入港した翌日の午後です。なのでETA (到港日期)までに書類を全て通関貿易会社に出しておくとスムーズに通関が切れて納品できます。例:16日(月)入港→17日(火)午前  CYに搬入→通関→17日(火)午後か18日(水)入庫。

No 通関業者に提出するもの 誰から タイミング(いつもらう?) なぜ必要? 備考
1 INVOICE(発票) サプライヤー 生産が終わってから 輸入消費税5%算出のため。 単価間違いや別途費用など発生していないか確認。金額表示単位は第2ケタまで。
2 PL(PACKING LIST) サプライヤー 生産が終わってから BLと合わせて税関申告のため。 N.W, G.W, G.W+PALLET重量に注意。
3 BL(電放) サプライヤー 船が出てから 貨物引き換えのため。 PLの重量とよく間違ってるので注意。電放は貨物の権利がネジコに移動したということなのでOriginalとBLに書いてあると貨物引き換え不可。
4 AN(到港通知) 日本の船会社 BLをもらってから 日本側通関業者が船会社にお金を払って貨物を配達できるようにする。 AN発行先の船会社はBLに書いてあります。通関業者が船社代理店に銀行振込するのに0.5~1日かかります。

用語
ETC: 倉庫に貨物を入れる日。CFSカットとも呼ばれます。
ETD: 出港予定日
ETA: 港到着予定日

輸入申告書例は下記サイトにて
輸入(納税)申込書

 書類を通関業者さんに出す前に気をつけたほうがいいのは
インボイス:金額の誤り、サンプルで送ってきたものに金額をつけてない
パッキングリスト:重量の誤りBL:パッキングリストと重量が異なる。船積み日が明記されていない。
です。

 補足ですが中国など発展途上国とみなされている国から輸入する場合は特恵関税が適用され、関税がタダになります。そのためには仕入先から原産地証明書(Form Aとも呼ばれます)を通関業者さんに送ってもらう必要があります。
輸入書類は税関調査が入った時も提出を求められますし輸入者は5年間の保存義務がありますのできちんとファイルするなりエバーノートにアップするなりして保管しておきましょう!

 

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